躰道の基本技として、最初に学ぶ旋体の突きを説明します。
この記事の内容
「旋体直上突き」の手順
旋体の突きの手順を説明します。
足を差し込む
躰道教範より
左中段構えから、まずは上の様な形になります。
左手は構えから顔面ガードにして、右足を差し込みます。
差し込む際、前にある左足を基動線に対して直角になる様に足を横にします。
旋回後
先ほどの捻れた状態から、一回転して旋回後
顔面ガードの手を引き手に変え、反対の手は払い手にします。
最後
払い手を引いて、引き手の方で中段突きを出します。
旋体の突きのコツ
目線
極力前(相手)を見続ける様にします。
回転するギリギリまで、体は回り出してても顔は回転せず前を向き続け
途中体より先行して顔を素早く回転してまた前を向き続けるといった動きで
体の回転とは切り離した動きをします。
それによって
- 相手を見失わない
- 目が回らない
といった利点があります。
体軸
軸が折れたりブレたりせず、真っ直ぐをキープする事を意識して
旋回する。
極めの時の下半身(え字立ち)
下半身は下段の構えと同じです。
突きや旋回の勢いに負けないで真っ直ぐの形をキープして下さい。
まとめ
旋体の突きは、正直難しいとは思います。
- 手順を覚える
- 軸がブレずに、極力速く回転できるできる様にする
- 旋回のパワーを突きに乗せる
このステップを踏んで、少しずつ上達して下さい。