躰道講座

正座

躰道において正座も基本の動作ですが、座ると言っても普段する様な動作ではないので、練習して覚える様にしてみて下さい。

この記事の内容
  1. 座り方
  2. 正座からの礼
  3. まとめ

座り方

  1. まず、結び立ちの状態で立っています。
  2. 両足を閉足の状態にして、同時に両手は腿の前に持っていきます。
  3. 右手と右足を後ろに下げながら腰を落として右膝立ちの状態になります。
  4. 左も同様に行い、両膝立ちの状態になります。
  5. 両足の足背を地面に付けます。
  6. そのまま座ります。

この時意識することが2点ありまして、

  • 指先は揃えて伸ばし続ける。
  • 体軸はキープし続ける。

これを常に意識して座ります。

正座からの礼

次に正座した状態で礼をする事が多々あるのですが、その方法を説明します。

  1. ゆっくり体を前に傾けていき、それに合わせて自然と右手を出す。
  2. 頭を下げて礼をして、右手は地面に付く所まで持っていきます。
  3. 頭を上げて元の正座の形に戻ります。

この時、右手は特に曲げたりせず正座の時と同じ状態をキープしながら礼をします。

また先ほどの意識する2点は、この礼でも同様に意識し続けて下さい。

まとめ

難しい動きは特にないのですが、礼節と同時に体軸をキープして動く躰道の基本的な動作の練習にもなります。

最後まで体軸をブラす事なく行える様に練習してみて下さい。

ABOUT ME
水月
6歳から18歳まで少林拳を学び、大学から躰道を始めました。全国学生大会にて団体法形競技で優勝。徳島県躰道協会を設立。